2011年5月29日日曜日

結婚式の写真で花嫁が色黒に撮られないために

身近なところでは、白いTシャツを着て写真を撮ると色白な人でも、まるで日焼けしたように色黒に撮れてしまうことがありませんか?カメラマンではないので専門的な解説はできませんが、ホワイトバランスやコントラストの問題だと思います。普段の生活では、白いTシャツやナースの白衣くらいで、全身を真っ白で包むような衣裳は殆どありませんから、「色黒に撮られるかも・・・」なんて気にしないでも大丈夫ですが、白ドレスや白無垢を着たときは要注意です。白ドレスや白無垢の花嫁姿を撮り慣れたブライダル系のカメラマンや美容師でしたら、(見た目で)ちょっと明るめのメイクアップが丁度良い(写真では普段の肌色になっている)ことを知っています。万が一、あなたの結婚式で、ブライダル系ではないカメラマンや美容師を起用する場合は、普段よりもやや明るめのメイクアップを依頼してみてください。数週間後、でき上がった写真を見てから、あれっ?顔が黒い!と気が付いても遅過ぎる結婚式の盲点(注意点)です。弊社の美容師が(カメラマンがいるのに)インスタント写真を撮っているのは、レンズを通したときのメイクアップの状態を確認するためです。

2011年5月27日金曜日

この夏の結婚式、前代未聞の料金ダウン

この夏(2011年7月から8月末まで)に白無垢を着て結婚式、神社で挙式をしようとお考えのカップルに前代未聞※の大幅な料金ダウン、御所車(花車)シリーズ、第一弾のお知らせです。(※前代未聞の意味は「今までに一度も聞いたことがないこと」だそうです。)今のところ、ブロガー限定のお知らせですから、このチャンスをお見逃しなく!料金ダウンの内容は「ブロガーを見た」とご入力の上、メールにてお問合せください。(定員に達し次第、早期に終了いたします。)

2011年5月25日水曜日

結婚式でのヘアメイクや着付けを依頼するとしたら、何を基準に決めますか

アピール(宣伝)の難しい職業だと思います。「うちのヘアメイクや着付けはいいですよ!」と宣伝したところで、お客様の立場からすれば、頼んでみないとわからないものです。料理と同じで、見た目(画像)は良くても食べてみないと美味しいのか不味いのか、さっぱりわからないと思います。しかしながら、結婚式は一度だけですから、試しに(結婚式を)やってみることもできません。お客様は、結婚式でのヘアメイクや着付けを依頼するとしたら、何を基準に決めますか。パンフレットやホームページの画像ですか?そこで一つ、ご提案があります。予め、お会いしてから決めてほしいと思います。他の美容院と比較検討するために必要でしたら、試しにヘアメイクをしてもらったり、着付けてもらったり、お時間がありましたら結婚式の美容に関する雑談も良いでしょう。大切な結婚式を任せる美容師の技術や知識、経験、感性を花嫁様の肌身で感じてもらってからでも、決して遅くはないと思います。美容師もまた、口先よりも手先で評価されたい職人なのです。

2011年5月19日木曜日

美しく撮りたいなら、花嫁の決めポーズ

プロのモデルさんたちは美しく撮られるためのポーズを知っています。カメラマンが「あーして、こーして」と言わなくても、撮影が進みます。しかし、結婚式の花嫁さんは、誰かが「あーして、こーして」と言わなくては、撮影が進みません。言うとしたら、カメラマンか美容師です。つまり、カメラマンか美容師のどちらかは、結婚式の、花嫁のポーズ付けができる人でないと撮影が進まないかも知れないということです。花嫁の決めポーズは必要がない、自然なスナップ写真のみで良いとしても、集合写真で列席者の配列はどうするか、列席者の服装やヘアメイクは乱れていないか等々、後からでは修正ができない場面もあるでしょう。結婚式の写真や美容を友人にお願いしたい!・・・お気持ちは、とても良くわかります。しかし、どちらかはブライダルの経験を持つカメラマンか、ブライダルの経験を持つ美容師をおすすめしたいと思います。当日まで気がつかない恐れのある、結婚式の写真に関する盲点です。結婚式は「あーだっけ、こーだっけ」とやっている時間がありません。

2011年5月8日日曜日

着物姿のお母さんに抱かれる赤ちゃん

私のアルバムの中に着物姿のお母さんに抱かれる赤ちゃんの頃の写真があります。その次は七五三、成人式では華やかな振袖を着て、大学の卒業式では凛々しく袴を履いて・・・と人生の節目には必ず着物姿がありました。そして人生最大の節目ともいえる結婚式では、白無垢を着る花嫁姿があるのでしょう。日本の着物文化は、母親から子供へ継承するよう永遠のサイクルになっています。白無垢を着たら、今度は着物姿のお母さんとして赤ちゃんを抱き、お宮参りすることになるでしょう。どんなにグローバル化が進んでも、日本人のアルバムの中に着物姿のお母さんに抱かれる赤ちゃんの頃の写真がある限り、着物は絶えることなく受け継がれてゆくことでしょう。

2011年5月6日金曜日

通う日数が短過ぎる着付け教室

いざ着付けを覚えるとなりますと、多くの人は大小さまざまな着付け教室で学ぶことになると思います。着付け教室は、自分で着ることができるようにするか、他人に着せることができるようにするかで、通う日数が大きく変わってきます。着付けの中で一番難しいのは、さまざまな着物をさまざまな体型に合わせるための補正(ほせい)です。他人に着せる補正は熟練した着付け師であっても、一生をかけて学ぶものとされています。しかしその逆に、さまざまな着物をさまざまな体型に合わせなければ、それほど難しくないと考えることもできます。つまり、同じ着物を同じ体型に着付けるのでしたら、同じ補正で良いということです。(着付け家の着付け教室がやけに短い理由でもあります。)この着物を自分で着付けたい!そんな人のための通う日数が短過ぎる、ちょっぴりハードな着付け教室があります。

2011年5月3日火曜日

着慣れた人に見せる着付け

日本人の誰もが着物を着ていた頃、たとえば江戸時代に着付け教室が存在したかどうかは存じませんが、たぶん母親に着せてもらっているうちに自然に身に着いたものではないかと想像できます。だとすれば、あの頃の着付けは、母親によってバラエティーに富んだもので、みなさん個性的な着付けをされていたのではないでしょうか。きちんと着たい人もいれば、そうでない人もいたと思います。現代においても、人それぞれに似合う、いろんな着付けがあってもいいと考えます。着付け家は「着せてもらいました」という着付けではない、人それぞれ着慣れた人に見える着付けサービスを目指しています。私たちは舞台上で役者の演技を助ける後見人、つまり黒子です。(お客様の着物姿を宣伝に利用しない理由でもあります。)

結婚式の前に、担当の美容師さんと面接する

「花嫁になるのは、生まれてはじめてです」という女性が多いと思います。結婚式のこんな時、あんな時はどうするの?と結婚式の経験が無いのですから、ご不安な気持ちも当たり前です。そこで、ぜひとも考えておきたいのが花嫁様のサポート役になる美容師さんとの面接です。花嫁様の着付けはもちろん、花嫁姿の全てを管理して、花婿様の紋服の着付け、お母様の髪型と留袖の着付け、妹様の髪型と振袖着付けまで、皆様のお支度が済んだら、今度は花嫁の歩き方や座り方から写真撮影でのポーズ付け、お色直しでも、お引上げでも、結婚式の終了まで、花嫁様の身だしなみを絶えず気にしています。大切な花嫁姿を任せる美容師さんと面接しておくことで、結婚式当日のご安心につながります。

2011年5月2日月曜日

生え際が超自然な半かつら

テレビで「篤姫」「竜馬伝」「仁」と時代劇を見る機会が多いですが、商売柄、女優さんの髪型や着付けがとても気になります。昔の時代劇は理想の生え際と言われる富士額(ふじびたい)のかつらでしたが、今の時代劇は女優さんの生え際の髪をそのまんま生かした自然色の半かつらが使われる機会が多いようです。見ていて超自然ですよね。私の結婚式では、あんな感じがいい!と思われた花嫁様はぜひぜひ半かつらをおすすめしたいです。そしてもっと本物、つまり江戸幕末をそのまんま再現したい花嫁様には、自毛で結う日本髪をおすすめしたいです。と言いますか、これぞ美容師が髪結いと呼ばれていた時代の髪技です。まあ、私が幕末にタイムスリップしても美容の歴史が変わることはないですが(笑)、髪結いは続けたいですね。

2011年5月1日日曜日

髪が短くても日本髪を結いたい

髪が短いから自毛で日本髪を結うことができないとあきらめていませんか。あきらめないでねぇ~(と宝塚出身の女優さん風)えっ?と思われるかも知れないですが、かなり(ボブくらい)短くても日本髪は結えるのです。もちろん足りない長さは専用のウィッグ(付け髷)で補わないとできませんが、髪が短いからと一生に一度の日本髪をあきらめないでも大丈夫です。かつらも、ちょっと前に話題になった半かつらも良いですが、自毛で日本髪を結うチャンスもなかなかないので、花嫁様のお悩みの一つになっています。せっかくですから、全部やってみて、一番お似合いの髪型で結婚式に臨んでほしいです。髪はもちろん、結婚式は緊張する場面がありますから、花嫁衣裳を着ていることを忘れるくらい楽な着付けも重要視です。一生に一度、あきらめないでねぇ~。