2011年8月8日月曜日

大学の卒業式は袴の着付け家

着付け家は、結婚式の着付けをメイン業務にしておりますが、卒業式の袴をはじめ、入学式での(お母様の)訪問着の着付けまで、あらゆる日本の儀式に出張いたします。大学の卒業式は、独身女性の礼装、成人式で着た振袖を有効利用しませんか。
しかし、大学の卒業式は袴を履く、またとないチャンスです。
袴の着付けは、学校の先生からのご依頼も多いです。袴の着付けとヘアセットの両方をご依頼のお客様には、画像のような袴を無料でレンタルしています。(返送料は、お客様でご負担ください。ゆうパックでしたら500円です。)着物の着付け家

2011年8月3日水曜日

密かに花嫁かつらブームかも?

この数年の間に、和装の花嫁さんの髪型は、洋髪から半かつら、半かつらから新日本髪(自毛で結う日本髪)へと流行の変化が見られました。また洋髪のブームが来るの?と思っていたところ、次のお嫁さんも、また次のお嫁さんも、またまた次のお嫁さんも、花嫁かつらがご希望です。かつらのお手入れしないと!

ということで、結い直しの訓練風景です。普通は、結い師さんのお仕事ですが、美容師ができたら、1.結婚式場で(万が一)型崩れしても直すことができる。2.花嫁さんのお顔立ちに合わせてアレンジできる。3.少しでもお安くお貸しできる。などの三大メリットがあります。

まだ途中(これから、なでつけ)ですが、こんな感じです。(自己満足ですが)マゲの部分が決まった!と携帯画像を撮りました。リハーサルでは、洋髪、半かつら、全かつら、新日本髪、一通りやってみて、花嫁さんが一番お似合いの髪型をお作りしましょう。 着物の着付け家

2011年7月31日日曜日

現代に蘇れ、祝言!

日本の結婚式が祝言(しゅうげん)と呼ばれていた時代は、大家族が同じ屋根の下に住めるほど、座敷も広かったのでしょうが、現代の一般家庭の座敷と言えば、四畳半か六畳の和室が一部屋あれば良いほうで、昔ながらの(新郎の自宅で行う)祝言を現代に蘇らせるには、空間的な問題がありそうです。


敗戦後、経済成長と共に核家族化が進み、昭和末期には独身者向けのワンルームマンションが流行するなど、「日本人の住居はマッチ箱(microhouse)」と外国人から言われてしまうほど、小型縮小化しました。日本の伝統的な結婚式、祝言を衰退させた原因の一つだと思います。その空間的な問題を克服するため、料亭、旅館、和風レストラン、古民家など、日本の伝統的な結婚式を行うに相応しい貸し座敷を利用して祝言を行いましょうと提案されているのが、結婚式のプランナー、八千代ウエディングさんです。神前式でもない、仏前式でもない、教会式でもない、祝言という名前の人前、結婚式。宗教の多様化した現代、人と人との結びつきが薄らいでしまった日本に蘇らせるだけの価値があるのではないでしょうか。この宇宙戦艦ヤマトのような壮大な試みを、日本人として、いつまでも応援し続けたいと思います。祝言(日本古来の結婚式)

2011年7月29日金曜日

友禅の黒引きが入荷しました!

京都の着物屋さんに「古典柄っぽい黒引きが入ったら教えてね」と、お願いしてあったのですが、「祇園祭りが終わるまで待ってて」とのことで、楽しみに待っていました。入りましたよ、待った甲斐有りの見事な友禅の黒引き。近々、着付け家のレンタル黒引きラインナップに加わります。着物屋さんのような厳しい目利きはできませんが、結婚式で花嫁が着る黒引き(お引きずり)は、列席者の振袖に勝るとも劣らない魅力が必要ですから、とても重大なお役目があるのです。やっぱり着てみないと、わからないですよね。
早速、着付けてみると、こんな感じです。いかがでしょうか。
横から見ると、こんな感じです。
後ろから見ると、こんな感じです。もっと大きな画像を見たいですか。パソコンが固まらないよう、ご注意ください。(1465225バイト)ここをクリック → 着付け後の黒引き

レストランウエディングでのお色直し

レストランで結婚式といえば、洋風料理と洋風インテリアですので、和風の入る余地はなさそうな気もしますが、それでも、ここは日本。ウエディングドレスのお色直しに和装を取り入れるのも有りではないでしょうか。ここは日本ですから、少しも変でも、妙でもありません。洋装もいいけど、和装もな~と、どちらか一つに選択することはないと思います。レストラン専属の美容室が洋装オンリーなら、お色直しのみのお仕事でもお請けしています。レストランでは、洋装がメインな(和装もやってるのよ~と表立った宣伝をしない)ため、あまり表面化することはありませんが、和装も取り入れるレストランウエディングは意外(お客様が考える以上)に多いと思います。これで「白無垢姿の誰々ちゃんを見たかった。」と、お爺ちゃん、お婆ちゃんから残念がられることはないでしょう。さあ、主人公の花嫁さん、戻るぜよ、あん世界へ!

色打掛の掛け替えが無料

花嫁着付けのオプション「お引上げ」をご利用いただくことで白無垢から色打掛、色打掛から白無垢などの掛け替えが無料になります。更に花嫁着付けと白無垢のレンタルを合わせてご利用いただいた場合に限りまして、担当の着付スタッフが選んだ打掛が無料にてレンタルできます。(在庫状況により色、柄などが変わります。)着物の着付け家

2011年7月28日木曜日

結婚式は紋付袴を着てみたい

花嫁衣裳の記事が多いですが、グローバル化の進んだ現代社会において、新郎にしても、紋付袴(紋服)を着る機会は結婚式だけ、新婦にしても、紋付袴を着た凛々しい夫の姿を見るのは結婚式だけ、一生に一度のことになるかも知れません。黒船来航、江戸幕末、明治維新、第二次世界大戦と嫌でも海外を意識しなければならないように歴史の針が進んでしまい、自分は本当に日本人なのか?と、さえ疑い、日本史を忘れてしまいそうな現代ジャパニーズです。日本の女性は着物を着たとき、忘れてしまいそうな自分のルーツを肌で感じているはずです。日本の男性もスーツを脱いで、紋付袴を身に纏ったとき、背筋の伸びるような、ホッとするような、何かわからないが懐かしい感触を肌で感じていただけたらと思います。さあ、主人公の花婿さん、戻るぜよ、あん世界へ!

2011年7月27日水曜日

白無垢?それとも色打掛?花柄のお揃で髪飾りにピンクの生花!

この白無垢を仕入れたとき、頭にピンと浮かんだのが洋髪で髪飾りに淡いピンク色の生花でした。ごく自然に日本髪に花かんざしでも良いですが、白無垢なのに淡いピンク色の花柄を添えた斬新さが際立つので、思い切って洋髪はいかがでしょうか。エリカさんのような綿帽子風生花、造花もぴったり合うと思います。衣桁にかけたままですと着た感じがわからないですよね。
着付けると、こんな感じです。
前から見ると、こんな感じです。
後ろ姿は、こんな感じです。少しお時間はいただきますが、綿帽子風生花の加工もお任せください。真っ白でフワフワとした一般的な白無垢にはない感触です。大きな画像は  生花の髪飾り、洋髪に似合う白無垢 をご覧ください。

結婚式のスナップ写真が無料?

結婚式のフォトグラファーやプロのカメラマンにスナップ写真の撮影を依頼するのが、一番良いことは言うまでもありません。カメラの専門家ですから、少々のアクシデントがあっても当たり前のように処理していただけることでしょう。しかし、スナップ写真と言えども、けっこうなお金がかかります。スナップ写真の料金相場は、数百枚の撮影に対して数万円と、枚数に比例して料金が上がるようです。これから結婚式のカップルさんは「他のカップルはどうしているの?」と、やっぱり気になりますよね。皆さんが皆さん、プロのカメラマンに依頼しているわけでもないです。失敗が許されない集合写真や前撮りだけはプロのカメラマンに頼み、スナップ写真はカメラがご趣味のお友だちやご親戚の方に依頼するケースも多いように見受けられます。お友だちやご親戚にカメラがご趣味の方はいらっしゃいませんか?でしたら、私が撮りましょう!(笑)。最近、流行りのカメラ女子です。無料で撮らせていただきますが、(美容はプロですが)プロの画質は要求しないでくださいね。私が手がけた花嫁姿は、どのように撮影したら、どのような写真になるのか?それが知りたくて始めた半分以上、趣味のカメラです。しかーし!花嫁のポーズ付けに関しては、(美容師の仕事だと思っているので)思いっきりプロの仕事をします。

2011年7月26日火曜日

スケジュールを逆に組むと結婚式の費用が変わる

思い切って、結婚式までのスケジュールを逆に組まれては、いかがでしょうか。最初に決めるのは、結婚式場ですか?結婚式場には全てが完備されているので、何も煩わしいことがありません。結婚式の長期ローンまでありますから大変便利です。しかし、結婚式の費用は、総額いくらになりましたか?煩わしいかも知れませんが、敢えて、結婚式のスケジュールは逆に組むことをおすすめします。先ずは、お二人のご新居、そして二番目は新婚旅行、三番目が結婚式の順番、結婚式場の手配は最後の最後です。これで結婚式に費用がかかり過ぎて、新婚旅行に行けなくなることも、新居の用意ができなくなることもないでしょう。

2011年7月25日月曜日

結婚式をしない、又は、結婚式をしないでもいい

結婚式をしない、又は、結婚式をしないでもいいという回答が婚約中のカップル全体の半数近くにも及ぶ時代だそうです。たしかに、結婚式をしないでも結婚はできますし、結婚式で使わなかったお金は新婚旅行やお二人の新生活にも回せます。また、赤の他人は、結婚式をするように説得することもできません。しかし、結婚式=お金がかかる、結婚式=価値がない、は、ちがうのでは?結婚式は、他の儀式よりは(お二人で決めるものですので)融通が効きますが、後回し、先送りにすることは、ほぼ無理です。お金をかけないでも、結婚式を独身生活と新生活との節目にすることで価値が出るのだと思います。新生活の中で幾度となく苦難に遭遇しても、結婚式の記憶を胸に乗り越えられる価値は、お金に代えがたいものがあります。結婚式の経験者が言うのですから、間違いないでしょう。

2011年7月24日日曜日

花嫁衣裳、1着あたり1万円台で借りる方法

着付け家のレンタル衣装は、白無垢が3万円+紋付袴が1.5万円で合計4.5万円ですが、ペアレンタルのキャッシュバックが1万円あるので、実際には3.5万円になり、更にレンタル白無垢があると掛け替え用の色打掛がついてくるので、3.5万円÷3着でレンタル衣裳1着あたり1.16万円で借りられる計算です。詳しくは、着付け家ウエディング 花嫁衣裳、1着あたり1万円台で借りる方法 をご覧ください。(キャンペーン期間は2011年07月01日~08月31日まで実施予定です。)

2011年7月22日金曜日

クールビズ(節電ファッション)

スーツが日本の伝統的な衣文化ならネクタイを取り外しても不思議に思う外国人はいないと思うのですが、スーツの本家本元国の皆さんは日本のクールビズをどう捉えているのでしょうか。元々胸元の開いた着物(和服)を着ていた日本人にとっては、首を絞めつけるネクタイは遺伝子レベルで窮屈、それがクールビズ賛成派の職員が多数となった原因の一つかも知れません。しかし、ハワイの正装であるアロハシャツを仕事着として着るのなら、外国の衣文化はもうやめて、世界に誇れる日本の伝統的な衣類、涼しげな絽の着物を着るのも有りですし、場面によっては作務衣(さむい)や浴衣姿も有りだと思います。国を挙げて、外国のスーツのマナーやルールを変えてまで節電ファッション「クールビズ」を推進するのでしたら、日本の衣文化である着物を推進してはどうでしょうか?食文化に例えるとウィスキーが駄目なら(日本酒や焼酎を忘れて)ワインを推奨しているのと同じような感じです。

2011年7月20日水曜日

色打掛が無料でついてきます!

着付け家のレンタル白無垢を借りると色打掛が無料でついてきます! 挙式は白無垢で、その後の記念撮影や披露宴、お食事会、二次会では色打掛、お色直し用として無料でご利用いただけます。着物の着付け家

2011年7月18日月曜日

恒例の夏季限定キャンペーン

毎年、恒例の夏季限定、花嫁衣裳、小物半額キャンペーンは限定数に達したため、早々のうちに終了いたしましたが、9月以降、結婚式をお考えのカップルにも半額キャンペーン「平日の花嫁」や白無垢と紋服のペアレンタルで最高1万円のキャッシュバックキャンペーンをご用意してお待ちしております。また、結婚式当日にならないとわからない、誰にも内緒のプレゼントも好評につき、今後とも継続したいと思います。お問い合わせは、着付け家ウエディング 0120-066-999 まで!

2011年7月2日土曜日

花嫁の相談室

花嫁の相談室を始めました。そもそも出張メインの着付け会社でしたから、事務所は不要だと思っていたのですが、お客様の立場から考えると、相談する場所も用意しないブライダル会社はマイナスイメージでは?と思うようになりました。相談室、衣裳室の構想は前々からあったものの、会社設立から5年も経過した今、相談室だけは開設する運びとなりました。いろいろ見たけど、聞いたけど、ホームページの文章や画像、料金では判断し切れないという花嫁様は、ウエディングの現場を知っている美容師たちとお話しだけでもしてみませんか。文章や画像、料金と来たら、あとは人で判断するしかないのでは?お気軽にお立ち寄りください。お待ちしております。花嫁の相談室 有限会社ノーマ

2011年6月19日日曜日

東京流の着付けとは?

着物に付き物の着付けにも古都・京都というイメージがあるという人も多いと思います。しかし、東京で着付けのお仕事をしていると、東京には東京の流行があるのでは?と漠然と思います。次の方も、また次の方も同じような変わり結びのご依頼です。銀座結びが生まれたように、建ち並ぶ高層ビルの狭間に映える東京流の粋な着付けがあってもいいと思いませんか?今時の東京娘っぽさ、大いに出して行こうではありませんか。着付けのことなら着付け家

2011年6月14日火曜日

心機一転、和装のウエディングを企画してみる

どこもウエディングドレスが主流になりつつあるのは事実でしょう。ネットを眺めていても洋装オンリーのブライダル業者さんの数は星の数ほどありそうです。あまりの多さに決めかねてしまう花嫁様は多いのでは?例えば、洋装が1000社分の1の確率だとしたら、和装は100社分の1の確率。競争相手の(洋装ほどは多くない)和装のウエディングを極めてみるのも、ウエディングプランナーとしての道だと思います。独自のオリジナリティーとプランナーとしての感性を生かしながら、花嫁様が100%満足する和装のウエディングを企画するのです。和装のウエディングでしたら、美容面で完全フォローしたいです。もちろん、お色直しのウエディングドレスもお任せください。

2011年6月13日月曜日

挙式は、披露宴は、食事会は、二次会は、どこでやればいい?

好みの問題もありますから、ここでやって!とは言えないものですが、着付け家の出張実績を見返してみると、なるほど現代流ウエディングは・・・な感じとして漠然と見えてくるから不思議です。これから白無垢で結婚式を挙げたいと願う花嫁様のご参考になれば幸いです。ウエディングの出張実績

2011年6月4日土曜日

旅館の女将さん、結婚式の出番です!

簡単に書きますが、複雑は複雑なんです。現代のホテルは(和装はやめて)洋装の結婚式に一本に絞り込もうとする動きがあります。ホテルは洋館ですので、不景気ともなれば(大正ロマンチックなホテルでない限り)当然の結果だと思います。友人が勤務するホテルの美容室では(和装はやっているけど)多くの花嫁さんが洋装の結婚式をご希望だとか。もしかしたら、未来のホテルでは、当然のように洋装の結婚式オンリーになるかも知れないです。ホテルが洋装?ったら旅館は和装では?そこで、日本旅館の女将さん、和装の結婚式の出番ですよ!元々、女将さんも番頭さんも接客のプロフェッショナルです。結婚式の企画も司会も、(やったことがなくても)お手の物だと思います。しかし、花嫁の美容がなあ・・・、困ったなあ・・・。そんな時こそ、必要な時だけ弊社の美容師が出動いたします。以上、思いっきり、女将さん宛てに宣伝してしまいましたが、真剣は真剣です。ご不安でしたら、やっているところを見に来てください。よろしくお願いいたします。そろそろ、出動です、行ってきます!

2011年6月1日水曜日

着付け家の着物通販

着付けの会社のはずですが(笑)・・・お客様のご要望からアンティーク着物の通販を始めることになりました。着物スタイリストが選んだアンティークな着物や帯を「この帯は、あの着物が合うでしょ!」とスタッフみんなでバトルコーディネイトして販売いたします。(着付け仕事の合間を縫いながらですので)少しずつですが着付け家のホームページへ掲載したいと思います。全て一品ものですので、お見逃しなく!この画像のコーディネイトは龍馬さんの奥様、 現代のお龍(おりょう)さんをイメージしてみました。

2011年5月29日日曜日

結婚式の写真で花嫁が色黒に撮られないために

身近なところでは、白いTシャツを着て写真を撮ると色白な人でも、まるで日焼けしたように色黒に撮れてしまうことがありませんか?カメラマンではないので専門的な解説はできませんが、ホワイトバランスやコントラストの問題だと思います。普段の生活では、白いTシャツやナースの白衣くらいで、全身を真っ白で包むような衣裳は殆どありませんから、「色黒に撮られるかも・・・」なんて気にしないでも大丈夫ですが、白ドレスや白無垢を着たときは要注意です。白ドレスや白無垢の花嫁姿を撮り慣れたブライダル系のカメラマンや美容師でしたら、(見た目で)ちょっと明るめのメイクアップが丁度良い(写真では普段の肌色になっている)ことを知っています。万が一、あなたの結婚式で、ブライダル系ではないカメラマンや美容師を起用する場合は、普段よりもやや明るめのメイクアップを依頼してみてください。数週間後、でき上がった写真を見てから、あれっ?顔が黒い!と気が付いても遅過ぎる結婚式の盲点(注意点)です。弊社の美容師が(カメラマンがいるのに)インスタント写真を撮っているのは、レンズを通したときのメイクアップの状態を確認するためです。

2011年5月27日金曜日

この夏の結婚式、前代未聞の料金ダウン

この夏(2011年7月から8月末まで)に白無垢を着て結婚式、神社で挙式をしようとお考えのカップルに前代未聞※の大幅な料金ダウン、御所車(花車)シリーズ、第一弾のお知らせです。(※前代未聞の意味は「今までに一度も聞いたことがないこと」だそうです。)今のところ、ブロガー限定のお知らせですから、このチャンスをお見逃しなく!料金ダウンの内容は「ブロガーを見た」とご入力の上、メールにてお問合せください。(定員に達し次第、早期に終了いたします。)

2011年5月25日水曜日

結婚式でのヘアメイクや着付けを依頼するとしたら、何を基準に決めますか

アピール(宣伝)の難しい職業だと思います。「うちのヘアメイクや着付けはいいですよ!」と宣伝したところで、お客様の立場からすれば、頼んでみないとわからないものです。料理と同じで、見た目(画像)は良くても食べてみないと美味しいのか不味いのか、さっぱりわからないと思います。しかしながら、結婚式は一度だけですから、試しに(結婚式を)やってみることもできません。お客様は、結婚式でのヘアメイクや着付けを依頼するとしたら、何を基準に決めますか。パンフレットやホームページの画像ですか?そこで一つ、ご提案があります。予め、お会いしてから決めてほしいと思います。他の美容院と比較検討するために必要でしたら、試しにヘアメイクをしてもらったり、着付けてもらったり、お時間がありましたら結婚式の美容に関する雑談も良いでしょう。大切な結婚式を任せる美容師の技術や知識、経験、感性を花嫁様の肌身で感じてもらってからでも、決して遅くはないと思います。美容師もまた、口先よりも手先で評価されたい職人なのです。

2011年5月19日木曜日

美しく撮りたいなら、花嫁の決めポーズ

プロのモデルさんたちは美しく撮られるためのポーズを知っています。カメラマンが「あーして、こーして」と言わなくても、撮影が進みます。しかし、結婚式の花嫁さんは、誰かが「あーして、こーして」と言わなくては、撮影が進みません。言うとしたら、カメラマンか美容師です。つまり、カメラマンか美容師のどちらかは、結婚式の、花嫁のポーズ付けができる人でないと撮影が進まないかも知れないということです。花嫁の決めポーズは必要がない、自然なスナップ写真のみで良いとしても、集合写真で列席者の配列はどうするか、列席者の服装やヘアメイクは乱れていないか等々、後からでは修正ができない場面もあるでしょう。結婚式の写真や美容を友人にお願いしたい!・・・お気持ちは、とても良くわかります。しかし、どちらかはブライダルの経験を持つカメラマンか、ブライダルの経験を持つ美容師をおすすめしたいと思います。当日まで気がつかない恐れのある、結婚式の写真に関する盲点です。結婚式は「あーだっけ、こーだっけ」とやっている時間がありません。

2011年5月8日日曜日

着物姿のお母さんに抱かれる赤ちゃん

私のアルバムの中に着物姿のお母さんに抱かれる赤ちゃんの頃の写真があります。その次は七五三、成人式では華やかな振袖を着て、大学の卒業式では凛々しく袴を履いて・・・と人生の節目には必ず着物姿がありました。そして人生最大の節目ともいえる結婚式では、白無垢を着る花嫁姿があるのでしょう。日本の着物文化は、母親から子供へ継承するよう永遠のサイクルになっています。白無垢を着たら、今度は着物姿のお母さんとして赤ちゃんを抱き、お宮参りすることになるでしょう。どんなにグローバル化が進んでも、日本人のアルバムの中に着物姿のお母さんに抱かれる赤ちゃんの頃の写真がある限り、着物は絶えることなく受け継がれてゆくことでしょう。

2011年5月6日金曜日

通う日数が短過ぎる着付け教室

いざ着付けを覚えるとなりますと、多くの人は大小さまざまな着付け教室で学ぶことになると思います。着付け教室は、自分で着ることができるようにするか、他人に着せることができるようにするかで、通う日数が大きく変わってきます。着付けの中で一番難しいのは、さまざまな着物をさまざまな体型に合わせるための補正(ほせい)です。他人に着せる補正は熟練した着付け師であっても、一生をかけて学ぶものとされています。しかしその逆に、さまざまな着物をさまざまな体型に合わせなければ、それほど難しくないと考えることもできます。つまり、同じ着物を同じ体型に着付けるのでしたら、同じ補正で良いということです。(着付け家の着付け教室がやけに短い理由でもあります。)この着物を自分で着付けたい!そんな人のための通う日数が短過ぎる、ちょっぴりハードな着付け教室があります。

2011年5月3日火曜日

着慣れた人に見せる着付け

日本人の誰もが着物を着ていた頃、たとえば江戸時代に着付け教室が存在したかどうかは存じませんが、たぶん母親に着せてもらっているうちに自然に身に着いたものではないかと想像できます。だとすれば、あの頃の着付けは、母親によってバラエティーに富んだもので、みなさん個性的な着付けをされていたのではないでしょうか。きちんと着たい人もいれば、そうでない人もいたと思います。現代においても、人それぞれに似合う、いろんな着付けがあってもいいと考えます。着付け家は「着せてもらいました」という着付けではない、人それぞれ着慣れた人に見える着付けサービスを目指しています。私たちは舞台上で役者の演技を助ける後見人、つまり黒子です。(お客様の着物姿を宣伝に利用しない理由でもあります。)

結婚式の前に、担当の美容師さんと面接する

「花嫁になるのは、生まれてはじめてです」という女性が多いと思います。結婚式のこんな時、あんな時はどうするの?と結婚式の経験が無いのですから、ご不安な気持ちも当たり前です。そこで、ぜひとも考えておきたいのが花嫁様のサポート役になる美容師さんとの面接です。花嫁様の着付けはもちろん、花嫁姿の全てを管理して、花婿様の紋服の着付け、お母様の髪型と留袖の着付け、妹様の髪型と振袖着付けまで、皆様のお支度が済んだら、今度は花嫁の歩き方や座り方から写真撮影でのポーズ付け、お色直しでも、お引上げでも、結婚式の終了まで、花嫁様の身だしなみを絶えず気にしています。大切な花嫁姿を任せる美容師さんと面接しておくことで、結婚式当日のご安心につながります。

2011年5月2日月曜日

生え際が超自然な半かつら

テレビで「篤姫」「竜馬伝」「仁」と時代劇を見る機会が多いですが、商売柄、女優さんの髪型や着付けがとても気になります。昔の時代劇は理想の生え際と言われる富士額(ふじびたい)のかつらでしたが、今の時代劇は女優さんの生え際の髪をそのまんま生かした自然色の半かつらが使われる機会が多いようです。見ていて超自然ですよね。私の結婚式では、あんな感じがいい!と思われた花嫁様はぜひぜひ半かつらをおすすめしたいです。そしてもっと本物、つまり江戸幕末をそのまんま再現したい花嫁様には、自毛で結う日本髪をおすすめしたいです。と言いますか、これぞ美容師が髪結いと呼ばれていた時代の髪技です。まあ、私が幕末にタイムスリップしても美容の歴史が変わることはないですが(笑)、髪結いは続けたいですね。

2011年5月1日日曜日

髪が短くても日本髪を結いたい

髪が短いから自毛で日本髪を結うことができないとあきらめていませんか。あきらめないでねぇ~(と宝塚出身の女優さん風)えっ?と思われるかも知れないですが、かなり(ボブくらい)短くても日本髪は結えるのです。もちろん足りない長さは専用のウィッグ(付け髷)で補わないとできませんが、髪が短いからと一生に一度の日本髪をあきらめないでも大丈夫です。かつらも、ちょっと前に話題になった半かつらも良いですが、自毛で日本髪を結うチャンスもなかなかないので、花嫁様のお悩みの一つになっています。せっかくですから、全部やってみて、一番お似合いの髪型で結婚式に臨んでほしいです。髪はもちろん、結婚式は緊張する場面がありますから、花嫁衣裳を着ていることを忘れるくらい楽な着付けも重要視です。一生に一度、あきらめないでねぇ~。

2011年4月30日土曜日

着付けもヘアースタイルも、欲張りですが。

昔の大工さんは、家一軒分、丸ごと建てたそうです。今は、それぞれの分業化が進んで専門職としてのメリットも多いのですが、丸ごと建てる達成感は、この上ないと思います。美容師も同じでヘアーセットから着付けまで、丸ごと着物姿を作ることで、この上ない達成感があります。この着物には、こんな髪型もいいな等々。お客様の髪型や着付けのご要望をカタチに変えていると、なかなか見えない現代和装の流行を学ぶことができますし、お迷いのお客様に「こんなヘアースタイルはいかがでしょう」とご提案することもできます。丸ごと着物姿を作る、昔の大工さんのようで、ちょっと古い発想かも知れませんが、何かと前が見えない時代ですので、少しだけ後ろに下がって全体像を見るのも悪くないのでは?と思います。

2011年4月27日水曜日

バランスの良い着物姿

専門職と言えば着付けは着付け師さんだし、ヘアーは美容師さんだと思います。しかし着付け師さんから見れば、ああいうヘアーは・・・と思ったり、美容師さんから見れば、ああいう着付けは・・・と思ったりで、思うような着物姿としてのトータルバランスが取れないことがあります。着付け家はだったら全部やりましょう!ということで、必要ならば花嫁姿も作りますというのがセールスポイントです。