2011年7月28日木曜日

結婚式は紋付袴を着てみたい

花嫁衣裳の記事が多いですが、グローバル化の進んだ現代社会において、新郎にしても、紋付袴(紋服)を着る機会は結婚式だけ、新婦にしても、紋付袴を着た凛々しい夫の姿を見るのは結婚式だけ、一生に一度のことになるかも知れません。黒船来航、江戸幕末、明治維新、第二次世界大戦と嫌でも海外を意識しなければならないように歴史の針が進んでしまい、自分は本当に日本人なのか?と、さえ疑い、日本史を忘れてしまいそうな現代ジャパニーズです。日本の女性は着物を着たとき、忘れてしまいそうな自分のルーツを肌で感じているはずです。日本の男性もスーツを脱いで、紋付袴を身に纏ったとき、背筋の伸びるような、ホッとするような、何かわからないが懐かしい感触を肌で感じていただけたらと思います。さあ、主人公の花婿さん、戻るぜよ、あん世界へ!